産業保健

事業所における健康管理は、健康診断の実施だけでなく、その結果に基づいた事後措置により健康の保持増進に努めなくてはなりません。これらを推進するには産業医をはじめとする専門スタッフが必要です。当協会は、労働安全衛生法に基づく健康診断の実施をもとに、事業所における健康保持増進をサポートする体制を整えています。

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定期健診 生活習慣病予防健診

一般的な定期健康診断のほかに、「生活習慣」という面からとらえ直した生活習慣病予防健診を実施しています。

特殊健診

じん肺法、有機溶剤・鉛・四アルキル鉛中毒予防規則、電離放射線、特定化学物質等障害予防規則及びVDT健康診断などの行政指導による各種特殊健康診断を実施しています。

各種がん検診

日本人の死因第1位にランクされる“がん”。かつて不治の病とイメージされた“がん”も近年の医療技術の進歩・発達等により、治癒を十分に期待できるようになってきました。そのためには早期発見、早期治療は重要な要素となります。当協会では、“がん”の早期発見を目的に各種がん検診を実施しています。

種別 検査内容 精密検査
肺がん 胸部X線撮影(直接・間接)、喀痰細胞診 マルチスライスCT
胃がん 胃部X線撮影(直接・間接) 胃内視鏡検査
大腸がん 便潜血検査2日法 大腸内視鏡検査
(当協会では実施していません)
子宮がん 内診、子宮頚部細胞診 コルポスコピー
組織細胞検査
乳がん 視触診 乳房X線検査(マンモグラフィ)
乳房超音波検査
前立腺がん PSA(前立腺特異抗原)  

環境調査

事務所衛生基準による測定や、作業場における有害物質の濃度分布、飛散状況や、騒音測定を行い作業環境の測定分析を実施し、また、事務所衛生基準による測定やその評価と改善指導を行います。 測定には、作業環境測定士が最新の分析機器で行います。

地域保健

平成20年4月から医療保険者(市町村国民健康保険、各種健康保険組合等)に「特定健診」と「特定保健指導」の実施が義務づけられました。当協会も公衆衛生を担う健診機関として、神戸市を始めとする各自治体からの委託を受け、高齢者、自営業、主婦等を対象とした、特定健診、結核検診、胃がん・乳がん・大腸がん等のがん検診を実施しています。

特定健診

平成20年4月から医療保険者(市町村国民健康保険、各種健康保険組合等)に「特定健診」と「特定保健指導」の実施が義務づけられました。

※運営についての重要事項に関する規定の概要
健診センター 健康ライフプラザ

内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目し、糖尿病などの生活習慣病の予備軍を減少させる事を目指します。対象は40~74歳の健康保険加入の被保険者(被扶養者を含む)です。<高齢者の医療の確保に関する法律>

【特定健診と労働安全衛生法・学校保健法】
従来の労働安全衛生法第66条(労働安全衛生規則第44条)と学校保健法第8条では、従業員や職員の健康診断が事業主等に義務づけられています。これらに加え特定健診・特定保健指導が実施されることとなりました。

※労働安全衛生規則と学校保健法が改正され腹囲及びLDLコレステロールが追加されました。なお総コレステロールは削除されました。

がん検診

準備中です。

学校保健

こどもたちの健康を守ります。 小児期から正しい生活習慣を身につけることが、生涯にわたる健康づくりの重要な基礎になるとして、小児期からの生活習慣病予防に努めています。

尿検査

尿蛋白、尿潜血や尿糖等の検査により、腎臓病や糖尿病を早期に発見し、適切な治療や生活指導に役立て長期欠席の発生を防ぎます。

検査項目及び目的

検尿(蛋白)

健常者の尿中にもごく微量の蛋白質(通常10mg)が排泄されています。起立性蛋白尿は若年者に多くみられ、起立時に出現し、静臥時に消失します。また、尿路系の炎症時に血液や粘液などが尿蛋白として検出されることがあります。この検査を数回しても陽性の場合は、腎炎やネフローゼなどの腎臓疾患が疑われます。本検査は、腎疾患の有無を推測する目的でスクリーニングとして行われます。

検尿(糖)

健常者では、糸球体で濾過された糖は尿細管で再吸収されるため一般的に尿糖は陰性となります。血糖値が160~180mg/dl以上で濾過された糖の量が尿細管での再吸収閾値を超えた場合、尿に糖が出現します。この再吸収能力は個々に差があるため尿糖陽性でも糖尿病ではなかったり、逆に尿糖陰性でも糖尿病である場合があります 。

検尿(潜血)

腎あるいは尿路からの出血により、尿中に赤血球が排泄された時に陽性を示します(血尿)。尿中に含まれる血液を検出するもので、陽性の場合は、腎臓、尿管、膀胱、尿道、前立腺などの疾患が疑われます。

尿沈渣

尿を遠心して有形成分を顕微鏡で観察します。特に腎・尿路疾患の異常を推察するものであります。尿中に血球や上皮細胞など様々な有形成分が排泄されますが、病的状態では、その種類や量が増加します。赤血球は多くの腎・尿路系疾患で出現し、白血球は尿路感染症など炎症性疾患で増加し、円柱類は腎の実質的障害で増加します。

検尿に関する資料

学校検尿システム
学校検査システム
一時検査 再検査
(二次検査)
三次検査 総合判定 管理
早朝第一尿 10ml
蛋白

潜血
早朝第一尿 20ml
蛋白

潜血
沈渣
尿定性検査
(早朝尿・随時尿)
診察
血圧測定
血液一般検査
生化学検査
免疫学的検査
病名分類
機能分類
管理区分
生活区分
日常生活の管理
管理指導表
腎臓手帳

寄生虫卵検査

検査項目および目的

ぎょう虫卵検査

ぎょう虫の雌成虫は患者の就寝後に肛門外へ出て、肛門周囲に産卵します。他の寄生虫(回虫など)と異なり、糞便内の虫卵検査では通常、ぎょう虫卵は検出できません。
本法は、粘着性のセロファンテープを直接肛門に当て、虫卵を付着させてこれを直接鏡検します。また、通常1回のみの検査でなく、2~数回の連続検査を行うのがよいとされています。

脊柱側わん症検診

モアレ写真やX線撮影により脊柱側わん症を早期に発見し重症化を防ぎます。

詳細は脊柱側わん症検診ページをご覧ください。

心臓検診

心電図・心音図検査により心疾患を発見し、専門医によって管理区分を決定します。必要に応じて運動制限をするなどの適切な管理を行うことにより突然死を防ぎます。

健康ライフプラザ事業