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「がんをよく知るための講座」を開催いたしました

7月4日(水)14時から健康ライフプラザで、「がんをよく知るための講座」を開催いたしました。
今回は、「胆管がんについて」と題し、神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センターセンター長 味木 徹夫先生にご講演いただきました。
胆管がんは、肝臓と十二指腸を結ぶ、胆汁を流す管(胆管)にできるがんで、有名なスポーツ選手や女優さんが50代半ばで亡くなられたことでも知られています。
日本人のがん死亡数の第6位で、高齢化に伴って患者数は増え続けています。
ほとんどが無症状で早期発見が難しく、黄疸や腹痛、健康診断などでの血液検査の肝胆道系酵素値の上昇、エコー検査での異常などからみつかった時には、90%以上が進行がんの状態です。5年生存率が膵臓がんに次いで低いがんです。
このような難しい胆管がんを専門的に診療・研究されている味木先生のお話に、台風と梅雨前線の影響であいにくの天候の中、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
今回の味木先生のご講演の内容をまとめた記事が、後日神戸新聞に掲載される予定です。

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