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第512回土曜健康科学セミナーレポート

第512回土曜健康科学セミナーを、9月3日(土)13時半から健康ライフプラザ5階で、開催いたしました。
今回は、「歯周病について-全身疾患との関係」と題し、神戸大学大学院医学研究科外科系講座口腔外科学分野教授 古森孝英先生にご講演いただきました。
古森先生についてのプロフィールはこちら(神戸大学 大学院医学研究科・医学部)
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イラストを使用したスライドで歯周病について、基本的なことをおはなしいただきました。
写真2

 

歯周病になりやすい口腔の危険因子は、
●歯並びが悪い
●口の中のことに関心が低い
●やわらかいものや甘い物ばかり食べている
●歯ぎしりをする、口で呼吸をする癖がある
●歯の欠損を放置している
などです。

歯周病になりやすい全身の危険因子は、
●タバコ
●糖尿病
●思春期・妊娠・更年期
●ストレス
●不摂生な生活
などでした。

予防のためには、
①正しい歯磨き、
②歯ブラシ以外の歯磨き器具(デンタルフロス、歯間ブラシ、タフトブラシなど)も使う、
③体に良い食生活をする、
④日常生活を見直すなどが大切です。
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歯周病の罹患率は、64歳までの方では減少傾向にありますが、高齢者では増加傾向にあり、特に75歳以上では顕著に増加しています。
口腔内が不潔だと口腔内細菌が増殖します。口腔内細菌は、感染性心内膜炎、心臓血管疾患、糖尿病の悪化、菌血症・敗血症、誤嚥性肺炎、早産・低体重児、脳腫瘍など、全身疾患に関連します。
そのため、日頃から口腔内を清潔に保つよう心がけてくださいとお話を終えられました。
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余談ですが…。講演当日9月3日は古森先生の※※回目のお誕生日でした。同じ誕生日の有名人は、ドラえもんだそうで…。ご講演の途中にそのお話をされ、参加者を笑わせておられました。
次回は、9月24日(土)13時半から開催いたします。テーマは、「気になる皮膚のできもの-皮膚がんかも…」、講師は神戸市立医療センター中央市民病院皮膚科部長 長野 徹氏です。

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