
このたび深谷前会長の後任として会長に就任いたしました山下です。
兵庫県予防医学協会は昭和46年4月、予防医学事業推進のために「兵庫予防医学協会」として創設されました。その後「兵庫県予防医学協会」と名称変更し、昭和46年9月、財団法人予防医学事業中央会の兵庫県支部として認定されました。昭和48年6月「財団法人兵庫県予防医学協会」を設立、平成25年4月には兵庫県知事の認定を受け「公益財団法人兵庫県予防医学協会」に移行しました。
当協会の目的は予防医学事業の展開を通じて県民、市民の健康を増進し、広く社会に貢献することにあります。事業内容は多岐にわたっていますが、中心になるのは疾病予防のための健康診断および検査事業であり、地域、産業、学校の各保健分野における健診、がん検診、産業分野でのストレスチェック、人間ドック等を行っております。また健診結果を有効に活用するための特定保健指導なども実施し、各種講演会、広報誌の発行なども行っております。
我が国は少子化高齢化が進み、また人生100年時代とも言われるようになりました。そこで健康寿命の延伸が望まれ、特定健診を含め各種健診での予防医療が推進されています。
健診では、従来のような疾病を早期診断する事に加えて、健診を通じて各人が問題点を早期に自覚し行動変容を起こすことが、疾病の予防と健康増進、より充実した人生につながるものと考えます。定期的な健診(検診)受診をお勧めいたします。
当協会は公益財団法人として、県民、市民の方々の予防医療に寄与すべく、これまで以上に職員一同努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。