ハラスメント対策研修会の様子です
7月16日(火)15~17時、兵庫県予防医学協会健診センター5階多目的室で、当協会課長代理級以上とそれ以外で参加を希望する職員を対象に、職員研修会「会社と従業員を守る!しない&させない!!職場のハラスメント対策」を行いました。
講師は、「こうべ企業の窓口」のメンバーで、神戸東灘法律事務所 弁護士 中島 健治氏と社会保険労務士 ニシモト事務所 特定社会保険労務士 西本 恭子氏です。当協会のハラスメント通報窓口、衛生管理者である保健師が参加したセミナーの講師を務められていたことがきっかけでお越しいただきました。
研修は3部構成で、第1部は「パワハラ・セクハラに関する法律問題」、第2部は「ハラスメント対応スキルを身につける」、第3部は「企業として求められるハラスメント対策」と題し、第1部と第3部は中島弁護士が、第2部は西本特定社会保険労務士が担当されました。
それぞれ6人のグループに分かれ、第1部ではパワハラ・セクハラの具体的な事例を見ながら違法かそうでないかを考えたり、第2部ではチェックリストを使って正当な指示命令や必要な指導とパワハラのグレーソーンの事例検討、自分のジェンダーに気付く思考チェックなどを行いました。各グループでメンバーがどの項目にチェックをつけたかなどを話し合い、他者との考え方の違いなどを知る機会となりました。