第507回土曜健康科学セミナーレポート | 兵庫県予防医学協会のブログ

第507回土曜健康科学セミナーレポート

6月25日(土)13時半から第507回となる土曜健康科学セミナーを開催いたしました。
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今回のセミナーは、西神戸医療センター 乳腺外科部長 奥野敏隆先生にお越しいただき、「乳がんの最新治療」と題しご講演いただきました。
奥野先生についてはこちら(西神戸医療センターホームページ)
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日本人女性の乳がんは増加しており、12人にひとりは乳がんになると言われています。四半世紀前まで、乳がんに対する手術は乳房切除が一般的でした。その後、術後補助療法としての放射線治療、内分泌療法や化学療法の進歩に後押しされ、さらに乳がん検診の普及により早期の小さな乳がんがたくさん見つかるようになり、乳房温存手術が急速に普及していきました。
がんをきれいに取り除くことと、きれいな乳房を残すことは乳がん手術の原点であり、永遠の課題です。現在、そのひとつの方策として乳房切除+乳房再建が行われ始めた、とお話がありました。

乳がん検診を受診する、なんか気になるな・・・と思ったらすぐに乳腺外科を受診するなどの他に、月に1回の自己検診も重要とのことでした。
自己検診について(乳がん.jpより)
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次回第508回は、7月9日(土)13時半から開催いたします。テーマは、「最近の認知症診療、現況と今後の見通し」、講師は神戸大学保健管理センター准教授 山本泰司氏です。

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