第510回土曜健康科学セミナーレポート | 兵庫県予防医学協会のブログ

第510回土曜健康科学セミナーレポート

第510回土曜健康科学セミナーを、8月6日(土)13時半から健康ライフプラザ5階で、開催いたしました。
今回は、「人生の最期まで元気でいるために-介護寿命とサルコペニア・フレイルティ」と題し、武庫川女子大学生活環境部食物栄養学科教授 雨海照祥(あまがいてるよし)先生にご講演いただきました。
※雨海先生のプロフィールはこちら(武庫川女子大学ホームページより)
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サルコペニアは、筋肉量の減少、筋力の低下、身体機能の低下がおこり、不健康な状態になっていくことをいいます。
フレイルティには、サルコペニアとほぼ同じような身体的フレイルティだけでなく、精神的フレイルティ(疲労感、物事をやる気がおきないなど)、社会的フレイルティ(独居など)があり、それぞれが単独または重なって不健康な状態になっていきます。
どちらも、予防や改善のためには、生活習慣(運動と食事)を見直し、修正することが大切。歩く、階段を上がる、きちんと食べる、よく笑うなどを普段から心がけましょう。公共の施設(ジムや図書館など)を積極的に利用し、外出の機会を増やすこともおすすめです。
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雨海先生の講演は、ずっと座って聴くだけでなく、簡易栄養状態評価表に記入して、サルコペニアの危険度を確認したり、
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椅子から立ち上がって座るという動作を何秒でできるかでフレイルのチェックをしたりと、笑いの絶えない楽しい内容でした。
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次回は、8月27日(土)13時半から開催いたします。
テーマは、「慢性腎臓病と高尿酸血症」、講師は神戸市立医療センター中央市民病院腎臓内科部長 吉本明弘氏です。

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