第521回土曜健康科学セミナーレポート | 兵庫県予防医学協会のブログ

第521回土曜健康科学セミナーレポート

1月28日(土)13時半から健康ライフプラザ5階で、第521回土曜健康科学セミナーを開催いたしました。
今回のテーマは、「免疫のしくみ」です。
講師は神戸市立医療センター中央市民病院小児科 医長 岡藤 郁夫 先生です。

免疫とは、体内の「異物」を攻撃し、排除しようとする人間の身体の防御システムのことです。ウイルスや細菌などが体内に侵入すると、異物が入ったと判断して攻撃し排除しようと働きます。
免疫力を担う免疫細胞の主体は「白血球」で、様々な種類があります。中には、特定の異物を記憶し、体内に侵入してきた際にはその異物にだけに反応する対抗物質(抗体)を作り排除する働きのものもあります。しかし、何かの理由で異物かどうかの判断を誤り、自分自身の身体にむかって攻撃をしてしまうことがあります。これが、関節リウマチなどの自己免疫疾患です。

免疫力を下げやすくする原因は、①偏った食事、②ストレス、③不規則な生活、④加齢、⑤薬の飲み過ぎなどがあげられます。免疫力を下げないように、バランスの良い食事、規則正しい生活、適度な運動、よく笑う、ストレスをためないなど、できることから始めましょう。
多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
次回は、平成29年2月4日(土)13時半から開催いたします。テーマは、「たかが痔、されど痔―おしりのトラブルを解決するには?」です。講師は大澤病院院長 大澤 和弘氏です。

 

 

 

 

 

 

 

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