食育セミナー「米酢はひょうごから始まった」 | 兵庫県予防医学協会のブログ

食育セミナー「米酢はひょうごから始まった」

6月17日(土)14時から健康ライフプラザで、食育セミナー「米酢はひょうごから始まった」(マルカン酢株式会社協賛)を開催いたしました。



このセミナーは、6月の食育月間にちなんで神戸市の食育体験施設での催しのひとつとしても紹介されています(毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育」の日です)。

講師は、マルカン酢株式会社研究所長 佐古田 久雄さんです。


過去に開催した食育セミナーでは、食品の持つ栄養素や健康効果などのお話が多かったのですが、今回は会場の健康ライフプラザが神戸市兵庫区にあることにちなんで、お酢の歴史についてのお話をたっぷり聞かせていただきました。
兵庫県は、日本酒の産地(伊丹・灘・西宮)として知られていますが、実は米酢の古くからの産地であることは、あまり知られていません。江戸時代は、摂津兵庫の北風酢が最高の酢とされ、多くの記録や古文書も残っているそうです。
兵庫駅に近い「七宮神社」の辺りに、銘醸家・豪商「北風酢店」が明治20年頃まで営業していました。マルカン酢株式会社さんは、もともとは名古屋発祥の企業ですが、明治時代(1893年)に、最高のお酢と呼ばれている北風酢の地元神戸に進出されたそうです。

講演の合間に、蜂蜜&レモン入りりんご酢の試飲を行いました。

お酢がからだに良いと言われているのは、お酢に含まれる酢酸の効果です。
ですから、お酢の種類は気にせず、自分の好みのお酢を料理等に利用すればよいそうです。さらに、酢酸以外のからだに良い成分を見つけようと、マルカン酢株式会社研究所では日々研究をされています。


マルカン酢株式会社さんから参加いただいた方々に、お土産をいただきました。
お酢の歴史や健康効果に関して興味のある方が多く、たくさんの方に参加いただきました。 ありがとうございました。

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