ALP・LDの測定方法変更についての講習会を行いました
9月2日(水)15時30分~16時、兵庫県予防医学協会健診センター5階多目的室で、新型コロナウイルス感染症予防のために延期となっていた「ALP・LDの測定方法変更についての講習会」を行いました。
講師は、栄研化学株式会社 営業統括部 マーケティング推進室 マーケティング一部一課 小林 隆 氏です。
今回は密を避けるため、各所属参加者は3名までの制限付きでの開催です。
日本国内のALPとLDの測定方法が現行のJSCC法から世界的に普及しているIFCC法に変わります。これにより、日本国内の測定値は世界各国の測定値と互換性を持つことになり、検査のグローバル化が進みます。
日本臨床化学会では、2020年4月より準備の整った施設から変更を開始し、国内すべての検査室に対し1年以内の移行を目指しているそうです。当協会では2021年4月に移行いたします。
講師のお話では、現在変更が完了している施設は約2割、新型コロナウイルスの影響などで当初の予定よりも遅れて、完全移行には2~3年かかるのではとのことでした。