いきいきライフセミナーを開催いたしました
9月9日(土)14時から神戸新聞松方ホールにて、兵庫県予防医学協会・神戸新聞社主催「いきいきライフセミナー:健康長寿の秘訣-フレイル予防から考える」を開催いたしました。
講師は、国立長寿医療研究センター 副院長 荒井 秀典先生です。
ロビーでは、兵庫県予防医学協会機関誌『あすの健康』の表紙写真「斎藤和郎写真展」も行いました。
フレイルとは、高齢者が衰弱、筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下など健康障害を起こしやすい脆弱な状態をいいます。高齢者の虚弱状態は加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態と理解されることも多いのですが、フレイルの概念には、しかるべき介入によって再び健常な状態に戻るという可逆性が含まれています。つまり、フレイルに陥った高齢者を早期に発見し、適切な治療や対応をすることで、生活機能の維持・向上を図ることが期待でき、要介護状態に陥ることを防ぐ効果があるということです。
そのためには、「適切な運動と栄養が重要で、さらに社会参加、家に閉じこもらすに毎日外出し、積極的に人と交流することがとても大切です」とお話がありました。
荒井先生の講演の後は、神戸市健康づくりセンター健康ライフプラザの健康づくり教室で月3回実施している「健康表現体操」を椅子に座ったままで行いました。
11月11日(土)は、同ホールで「2017予防医学フォーラム:体内時計を味方につけて、いきいき健康!」を開催いたします。現在、参加申し込みの受付中です。