2019年度脊柱変形専門委員会を開催いたしました
2019年10月16日(水)19時より、2019年度脊柱変形専門委員会を、兵庫県予防医学協会5階多目的室で開催いたしました。
兵庫県の脊柱側わん症学校検診は、昭和53年4月の学校保健法の改正に伴い、昭和54年より神戸大学医学部整形外科学教室および兵庫県立のじぎく療育センターをはじめとする神戸大学関連病院の協力で開始されました。その後、兵庫医科大学整形外科学教室も加わり、神戸市、阪神間諸都市を中心に北部を除く兵庫県一円における小学校5、6年生と中学生1、2年生の児童生徒を対象として、現在まで広く実施されています。
今年も診療の後のお忙しい中を、委員長の宇野先生(神戸医療センター院長)を始め、委員の先生方にご出席をいただき、2018年度の実施報告や2019年度の事業計画などを、兵庫県予防医学協会担当者から報告し、委員の先生方と意見交換を行いました。
年に1回の委員会ですが、実際の診察や治療に携わっておられる先生方のご意見をいただける貴重な時間です。
身体を後ろからみたとき、脊柱が横に曲がったり傾いて、しかもねじれが起こったものを側わん変形、横からみて「猫背」のように曲がっているものを後わん変形といいます。その傾きや曲がりが極度に強くなったものや、元に戻らなくなったものを側わん症および後わん症と言い注意が必要です。
脊柱側わん症の診察や助言、治療をおこなっている医療機関は、兵庫県予防医学協会ホームページをご覧ください。