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第527回土曜健康科学セミナーレポート

4月22日(土)13時半から健康ライフプラザ5階で、第527回土曜健康科学セミナーを開催いたしました。
今回のテーマは、「脳卒中の予防と最新の治療」です。


講師は社会医療法人榮昌会 吉田病院附属脳血管研究所所長 吉田 泰久先生です。

脳卒中は、脳梗塞と脳出血、くも膜下出血に分類できます。危険因子は、高血圧、糖尿病、高脂血症、心房細動、喫煙、飲酒などです。
高血圧、糖尿病、高脂血症は生活習慣病と言われていますので、食生活の改善や意識して歩くなどの運動を心がけながら、かかりつけ医とともにコントロールすることです。心房細動は、不整脈がないか自分で脈をとる習慣をつけること。気になる場合は、かかりつけ医に相談してください。タバコは、禁煙を。お酒は、飲み過ぎに気をつけることです。

脳こうそくの前ぶれと言われる一過性脳虚血発作があればすぐに病院を受診してください。
一過性脳虚血発作
・手足の麻痺、しびれ、失語症などが数分から数時間続いて完全に元にもどる
・大きな脳梗塞の前ぶれ
・10~15%は近い将来脳梗塞になる
・そのうち、半数は48時間以内に発症

脳梗塞の症状は、急なしびれ、片方の手足が動きにくい、バランスがとれない、ふらふらしてまっすぐ歩けない、めまいがする、ろれつが回らない、言葉がでない、物が二重に見える、片方の目が見えにくい、視野が狭くなる、もうろうとする、意識を失うなどです。

治療では、血管内治療、中でも血栓をバキュームで吸い出す、機械的血栓回収療法に期待が寄せられています。
脳梗塞発症からできるだけ早くに治療が開始できるほど予後がよいので、予防はもちろんですが、気になる症状があれば、明日まで様子を見ようなどとは思わずにすぐに受診を。

興味深いテーマだったので、たくさんの方々にご参加いただきました。

次回は、5月13日(土)13時半から開催いたします。テーマは、「あなたの肝臓は大丈夫ですか?」、講師は近畿大学医学部 消化器内科講師 矢田 典久氏です。

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