心臓検診

心臓検診

心電図・心音図検査により心疾患を発見し、専門医によって管理区分を決定します。必要に応じて運動制限をするなどの適切な管理を行うことにより突然死を防ぎます。

 

学校心臓検診

学校心臓検診は、①心疾患を持つ児童生徒に適切な治療を受けさせること、②心疾患児に日常生活の適切な指導を行い、こどものQOL(生活の質)を高め、生涯を通じて、できるだけ健康な生活を送ることができるように援助することを目的に行われています。
小児循環器領域の医療の進歩とともに、学校心臓検診を中心とする学校生活管理の普及により、学校管理下の心臓突然死は著しく減少しています。

当協会では、昭和50年から学校心臓検診に取り組み、現在は、神戸市をはじめ兵庫県下広域にわたり、一次検診を実施しています。

心臓検診システム

学校心臓検診は、地域により心臓検診システムに違いがあり、問診とともに6誘導心電図、12誘導心電図、4誘導心電図心音図、6誘導心電図心音図などのさまざまな検査方法により行なっています。平成26年度より、神戸市、宝塚市の中学生の誘導が4誘導心電心音図から12誘導心電図に変更されました。平成27年度からは西宮市の小学4年生、平成29年度からは加東市の小・中学生を対象に12誘導心電図を実施しています。令和2年度から南あわじ市の小・中学生が、6誘導から12誘導心電図に変更されました。

心臓検診

心臓検診の具体的なシステムの一例を示します。
学校心臓検診(一次検診)では保健調査と校医の所見、心電図、心音図から、有所見者を要二次検診として抽出しています。
二次検診は当協会健診センターで行っています。一次検診の結果と12誘導心電図、胸部X線写真、診察所見に加えて、必要に応じて心エコー、トレッドミル、ホルター心電図検査を行い、診断を明らかにするとともに、学校生活管理指導表や紹介状を発行します。

最新の結果はこちら(PDFファイル)からご覧ください。

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